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2019年(令和元年）11月21日木曜日の日本経済新聞にアトム窒化装置導入の記事が掲載されました。

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　「アトム窒化」と呼ばれる新しい手法で金属硬化処理ができる設備を導入いたしました。金型や工具などの耐久性を向上させる手法で、硬化処理後の表面研磨作業が不要となり、コスト削減につながります。
　従来のプラズマ（電離ガス）窒化では、金属表面の化合物層の形成を回避することが困難で、研磨除去は避けられません。それに対し、アトム窒化は化合物層を形成せず、靱性に富む拡散層のみを形成するため、溝のある金属部品や刃物で先端部のとがった部分も窒化処理が可能となります。また、医療用のステンレス鋼製の刃物などの表面を硬化することで耐久性が向上し、切れ味を維持することも可能となります。